まどゐ。

~ おもゐを嗣ぎ、おもゐを纏ひ、おもゐを遣る ~ 

老子道徳経

【老子道徳経 第二十一章】 おもゐが宿す精気

【今日のこよみ】 旧暦2013年10月24日先負 五黄土星 丙申 日/癸亥 月/癸巳 年 月相 22 下弦 小雪 初候 虹蔵不見(にじかくれてみえず) 孔徳之容、唯道是從。 道之爲物、惟恍惟惚。 恍兮惚兮、其中有物。恍兮惚兮、其中有像。 窈兮冥兮、其中有精。其精甚眞、…

【老子道徳経 第二十章】 孤独だからこそ分かるコト

【今日のこよみ】 旧暦2013年10月19日仏滅 五黄土星 辛卯 日/癸亥 月/癸巳 年 月相 17 立冬 末候 金盞香(きんせんかさく) 【今日の気象】 天気 晴れ 気温 9.3℃ 湿度 53% (大阪 6:00時点) 絶學無憂。唯之與阿、相去幾何。善之與惡、相去何若。 人之所畏、…

【老子道徳経 第十九章】 素直なココロ

【今日のこよみ】 旧暦2013年10月18日先負 五黄土星 癸寅 日/癸亥 月/癸巳 年 月相 16 立冬 末候 金盞香(きんせんかさく) 絶聖棄智、民利百倍。 絶仁棄義、民復孝慈。 絶巧棄利、盗賊無有。 此三者、以爲文不足。故令有所屬。 見素抱樸、少私寡欲。 【書き下…

【老子道徳経 第十八章】 宇宙の法則

【今日のこよみ】 旧暦2013年10月18日先負 五黄土星 癸寅 日/癸亥 月/癸巳 年 月相 16 立冬 末候 金盞香(きんせんかさく) 大道廢、有仁義。 智惠出、有大僞。 六親不和、有孝慈。 國家昬亂、有忠臣。 【書き下し文】 大道廃(すた)れて、仁義有り。 智恵出で…

【老子道徳経 第十七章】 理想の君主

【今日のこよみ】 旧暦2013年10月16日先勝 五黄土星 戊子 日/癸亥 月/癸巳 年 月相 14(満月) 立冬 末候 金盞香(きんせんかさく) 太上下知有之。 其次親而譽之。其次畏之。其次侮之。 信不足、焉有不信。 悠兮其貴言、功成事遂、百姓皆謂我自然。 【書き下し…

【老子道徳経 第十六章 】 生ききる智慧

【今日のこよみ】 旧暦2013年10月15日赤口 五黄土星 丁亥 日/癸亥 月/癸巳 年 月相 13 立冬 末候 金盞香(きんせんかさく) 致虚極、守靜篤。萬物並作、吾以觀復。 夫物芸芸、各復歸其根。歸根曰靜、是謂復命。 復命曰常、知常曰明、不知常、妄作凶。 知常容。…

【老子道徳経 第十五章 】 おもゐを引き継ぐ資格

【今日のこよみ】 旧暦2013年10月14日大安 五黄土星 丙戌 日/癸亥 月/癸巳 年 月相 12 立冬 次候 地始凍(ちはじめてこおる) 【今日の気象】 天気 晴れ 気温 8.7℃ 湿度 88% (大阪 7:00時点) 古之善爲道者、微妙玄通、深不可識。 夫唯不可識。故強爲之容。 …

にんげんは死んだらどうなるの?

【今日のこよみ】 旧暦2013年10月13日仏滅 五黄土星 乙酉 日/癸亥 月/癸巳 年 月相 11 立冬 次候 地始凍(ちはじめてこおる) 【今日の気象】 天気 雨 気温 11.2℃ 湿度 74% (大阪 5:30時点) 「人は死んだらどうなるの?」 私たちは、おそらく物心がついた頃…

【老子道徳経 第十四章 】  無が放つ後光

【今日のこよみ】 旧暦2013年10月12日先負 五黄土星 甲申 日/癸亥 月/癸巳 年 月相 11 立冬 次候 地始凍(ちはじめてこおる) 視之不見、名曰夷。 聽之不聞、名曰希。 搏之不得、名曰微。 此三者不可致詰、故混而爲一。 其上不皦、其下不昧。 繩繩不可名、復歸…

【老子道徳経 第十三章】 健康第一

【今日のこよみ】 旧暦2013年10月12日先負 五黄土星 甲申 日/癸亥 月/癸巳 年 月相 11 立冬 次候 地始凍(ちはじめてこおる) 【今日の気象】 天気 晴れ 気温 6.2℃(今季最低) 湿度 43% (大阪 6:00時点) 寵辱若驚。貴大患若身。 何謂寵辱若驚。 寵爲上、辱爲…

【老子道徳経 第十二章】 聖人のおもゐ

【今日のこよみ】 旧暦2013年10月11日友引 五黄土星 癸未 日/癸亥 月/癸巳 年 月相 9 立冬 次候 地始凍(ちはじめてこおる) 五色令人目盲。 五音令人耳聾。 五味令人口爽。 馳騁田獵、令人心發狂。 難得之貨、令人行妨。 是以聖人、爲腹不爲目。故去彼取此。…

【老子道徳経 第十一章 】  無用の用

【今日のこよみ】 旧暦2013年10月11日友引 五黄土星 癸未 日/癸亥 月/癸巳 年 月相 9 立冬 次候 地始凍(ちはじめてこおる) 三十輻共一轂。當其無、有車之用。 挺埴以爲器。當其無、有器之用。 鑿戸牖以爲室。當其無、有室之用。 故有之以爲利、無之以爲用。…

【老子道徳経 第十章】 神秘なる徳

【今日のこよみ】 旧暦2013年10月10日先勝 五黄土星 壬午 日/癸亥 月/癸巳 年 月相 8 立冬 次候 地始凍(ちはじめてこおる) 載營魄抱一、能無離乎。 專氣致柔、能孾兒乎。 滌除玄覽、能無疵乎。 愛民治國、能無以智乎。 天門開闔、能爲雌乎。 明白四達、能無…

【老子道徳経 第九章】 天の道

【今日のこよみ】 旧暦2013年10月10日先勝 五黄土星 壬午 日/癸亥 月/癸巳 年 月相 8 立冬 次候 地始凍(ちはじめてこおる) 持而盈之、不如其已。 揣而鋭之、不可長保。 金玉滿堂、莫之能守。 富貴而驕、自遺其咎。 功成名遂身退、天之道。 【書き下し文】 …

【老子道徳経 第八章】 水のココロ

【今日のこよみ】 旧暦2013年10月10日先勝 五黄土星 壬午 日/癸亥 月/癸巳 年 月相 8 立冬 次候 地始凍(ちはじめてこおる) 上善若水。 水善利萬物而不爭、處衆人之所惡。 故幾於道。 居善地、心善淵、與善仁、言善信、正善治、事善能、動善時。 夫唯不爭、…

【老子道徳経 第七章】 聖人が持つ神秘なチカラ

【今日のこよみ】 旧暦2013年10月10日先勝 五黄土星 壬午 日/癸亥 月/癸巳 年 月相 8 立冬 次候 地始凍(ちはじめてこおる) 天長地久。 天地所以能長且久者、以其不自生、故能長生。 是以聖人、後其身而身先、外其身而身存。 非以其無私邪、故能成其私。 【…

サイレントマジョリティに囲まれて

【今日のこよみ】 旧暦2013年10月10日先勝 五黄土星 壬午 日/癸亥 月/癸巳 年 月相 8 立冬 次候 地始凍(ちはじめてこおる) このブログ(楽しい卵を産む人 - 未解決の文字)の内容に共感することが多くて、唯一読者登録させてもらっている。 村上春樹かぁ。…

【老子道徳経 第六章 】 母なる宇宙

【今日のこよみ】 旧暦2013年10月10日先勝 五黄土星 壬午 日/癸亥 月/癸巳 年 月相 8 立冬 次候 地始凍(ちはじめてこおる) 谷神不死。 是謂玄牝。 玄牝之門、是謂天地根。 緜緜若存、用之不勤。 【書き下し文】 谷神(こくしん)は死せず。 これを玄牝(げんぴ…

【老子道徳経 第五章】 世の中を支配するチカラ

【今日のこよみ】 旧暦2013年10月10日先勝 五黄土星 壬午 日/癸亥 月/癸巳 年 月相 8 立冬 次候 地始凍(ちはじめてこおる) 「老子道徳経」を読み込むと結構ハマる。キリストが生まれる600年前。今から2600年前の話だとは、とても思えない。 天地不仁…

【老子道徳経 第四章】  不滅の真心

道冲、而用之或不盈。淵乎似萬物之宗。 挫其鋭、解其紛、和其光、同其塵。 湛兮似或存。吾不知誰之子。 象帝之先。 【書き下し文】 道は冲(むな)しきも、これを用(もち)うれば或(ま)た盈(み)たず。淵(えん)として万物の宗(そう)に似たり。 その鋭(えい)を挫(…

【老子道徳経 第三章】 世の中の治め方

不尚賢、使民不爭。不貴難得之貨、使民不爲盗。 不見可欲、使民心不亂。 是以聖人治、虚其心、實其腹、弱其志、強其骨。 常使民無知無欲、使夫知者不敢爲也。 爲無爲、則無不治。 【書き下し文】 賢(けん)を尚(たっと)ばざれば、民をして争わざらしむ。得難(…

【老子道徳経 第二章】  おもゐは永遠に生きる

天下、皆知美之爲美、斯惡已。皆知善之爲善、斯不善已。 故有無相生、難易相成、長短相形、高下相傾、音聲相和、前後相隨。 是以聖人、處無爲之事、行不言之教。 萬物作焉而不辭、生而不有、爲而不恃、功成而不居。 夫唯不居。是以不去。 【書き下し文】 天…

【老子道徳経 第一章】 愚者は言葉を紡ぎ、賢者はおもゐを紡ぐ

道可道、非常道。名可名、非常名。 無名天地之始、有名萬物之母。故常無欲以觀其妙、常有欲以觀其徼。 此兩者同出而異名。同謂之玄。玄之又玄、衆妙之門。 【書き下し文】 道の道とすべきは、常の道に非ず。名の名とすべきは、常の名に非ず。 名無きは天地の…