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まどゐ。

~ おもゐを嗣ぎ、おもゐを纏ひ、おもゐを遣る ~ 

【老子道徳経 第七十四章】 権力は諸刃の剣

 

【今日のこよみ】 旧暦2014年 4月13日 仏滅  四緑木星

         壬午 日/庚午 月/甲午 年 月相 11.9 若潮

         立夏 次候 蚯蚓(みみずいずる)   

 

【今日の気象】 天気 晴れ 気温 13.0℃ 湿度 56% (大阪 6:00時点)  

 

 

民不畏死、柰何以死懼之。

若使民常畏死、而爲奇者、吾得執而殺之、孰敢。

常有司殺者殺。夫代司殺者殺、是代大匠斲。

夫代大匠斲者、希有不傷其手矣。

 

 

【書き下し文】

 

民、死を畏(おそ)れざれば、奈何(いかん)ぞ死を以(も)ってこれを懼(おそ)れしめん。

 

もし民をして常に死を畏れしめば、而(すな)わち奇(き)を為(な)す者は、われ執(とら)えてこれを殺すを得るも、孰(た)れか敢えてせん。

 

常に殺(さつ)を司(つかさど)る者有りて殺す。それ殺を司る者に代わりて殺すは、これを大匠(たいしょう)に代わりて斲(けず)るなり。

 

それ大匠に代わりて斲る者は、その手を傷つけざる有ること希(まれ)なり。

 

 

 

【私的解釈】

 

民衆が死を恐れなくなりやけくそになれば、死刑によって彼らを抑え込もうとしても、どうしてそれが出来ようか。

 

反対に、民衆がいつも死を恐れているとすれば、そこで秩序を乱す者が出ると、私はその者を捕らえて殺すことで、乱れた秩序を回復することが出来る。しかし、誰がそんなことが出来ようか。

 

いつ何時でも死刑を司る者の手を通して死刑執行がなされる。この死刑を司る者に代わって独自の判断で死刑を執行するということは、大工の名人に代わって木を削るということと同じことだ。

 

大工の名人に代わって木を削ったりすると、自分の手を傷つけないで済むことはまずないであろう。

 

  

 

【雑感】

 

権力を手中にし、尚かつ、己の欲望も自由に解放していたら世の中を取り巻く空気に必ず絞め殺されるということだろう。

 

権力を手中に収めれば、自分の欲望の赴くままに行動することが出来る。「この世界の創造主は、あなたです。何もかも思うがままです」という世界が目の前に広がったら人はどうするのだろうか?私ならどうするだろうか?

 

実は、人間は生まれた時から創造主なのだ。

 

自分の身体や心に対して権力を行使しているのは己自身。

 

あなたは自分の身体や心を痛めつける事もできるし、命の炎を自分の意志で消すことさえ出来る。

このような絶大な権力を持つあなたを創造主と呼ばなくて何と呼べるだろうか。

 

しかし、人間は目の前で繰り広げられる現象に目を奪われて、己が創造主である真実に目が向くことがない。

 

この真実に気付いている人は、自分が健康で愉快に暮らすことが出来ているということが、他人から与えられるモノではなく、己の権力を采配することによって生み出された結晶であることに気付いている。そして、健康で愉快で楽しく暮らせることが、自分の身体と心の働きのお陰であると、その有り難みに感謝する。

 

全てが満ち満ちている状態であるから、邪鬼の邪なおもゐで作り出される現象もウヨウヨと混ざっている、目の前で繰り出される現象などに目が向くこともなく、振り回されることもない。

 

克己して足るを知るということは、このようなことを言うのであろう。

 

時代の徒花であるブラック企業がそこかしこに蔓延る時代は終焉しつつある。これも時代の流れである。日本の世の中が一段の高みに登る潮目が現れた。

 

ここで、昇華することの出来た人達が先頭に立ち、独裁ではなく助けあって連帯しながら色々な組織を運営して行く時代がやって来るのだろうと思う。

 

 

子育て苦労も「シェア」=シングルマザーが共同生活-専用ハウス人気・川崎

母子家庭のみ入居でき、子育てを互いに助け合えるシェアハウスに人気が集まっている。川崎市高津区の「ペアレンティングホーム高津」には現在、8世帯17人の母子が入居。ベビーシッターが定期訪問するサービスもあり、仕事と育児の両立に悩むシングルマザーの大きな助けになっている。

 

居間や台所、浴室などは共用で、8部屋ある個室は満室。家賃のほか共益費が2万5000円掛かるが、火・金曜日の夕方にベビーシッターが訪問し、子どもの世話や夕食の準備をしてくれる。住人には「シッター代や光熱費が共益費に含まれていてお得」「夕食を作らなくていい日があるだけで本当にありがたい」と好評だ。

 

育児とシェアハウスの相性の良さに着目した1級建築士秋山怜史さん(32)が、保育園経営者や不動産業者らと事業を企画。200件以上の問い合わせが寄せられるなど反響は大きく、空き部屋が出てもすぐに埋まる状態が続いているという。

 

「ここではみんなが助け合って、明るく前向きに暮らしている。つらくて暗い母子家庭のイメージと全然違った」。昨年春に5歳の長女と入居したIT企業社員の女性(41)は、リビングできょうだいのようにはしゃぎ回る子供たちを眺め、目を細めた。夫と別居し、仕事と育児に追われる毎日になったのが入居のきっかけという。

 

残業の日に保育園のお迎えを代わってもらったり、お返しに料理をシェアしたり。生活は一変し、最近は友人との外食やジムに出掛ける余裕もできた。「シングルになって欠けてしまった部分を、みんなに埋めてもらった」と笑顔を浮かべた。(2014/05/04-14:09)

時事ドットコム:子育て苦労も「シェア」=シングルマザーが共同生活−専用ハウス人気・川崎