まどゐ。

~ おもゐを嗣ぎ、おもゐを纏ひ、おもゐを遣る ~ 

誕生日週間【バースデーウィーク】を発見!

旧暦 2013年10月6日 月相 5(上弦の2日前)

 立冬 第五十五候 山茶始開(つばきはじめてひらく)

 

最近、太陰太陽暦について興味がわき、色々調べていたら疑問が噴出するに至り、春分の日や秋分の日が年によって変動するように、誕生日も年によって変動するのが本当だよねって結論に至る。もっと言えば、誕生日って年に2回あるべきじゃない!とも思ったりした。

 

今、現在日本で使われている新暦は、地球がおおよそ365日で太陽を一周するからこの周期を1年ってするね、ヨロシク。という暦が使われている。一方で旧暦は月が地球の周りをおおよそ29日で一周するからこれを1月ってするね、よろしく。という暦。

 

要するに地球と太陽と月の位置から暦がつくられている。とすれば、誕生日はその日時の地球と太陽と月の位置関係が基準となって決められるべきだと思うわけ。

 

例えば、今この瞬間(2013年の11月8日15時15分)にオギャアと生まれた赤ちゃんを考える。この瞬間の月と太陽の位置は、

計算ツール 

http://koyomi.vis.ne.jp/sub/sunmoon_long.htm 左側のツールを使用する

このツールによると、太陽の黄経 = 226.005° 月の黄経 = 289.67° となる。この位置関係がこの赤ちゃんの宿命となるわけだ。

 

このベイビーは、今の慣習だと来年の同じ時刻に1歳の誕生日を迎えるわけだが、この同じ時刻の月と太陽の位置は、太陽の黄経 = 226.005° 月の黄経 = 289.67°となるのだろうか?上のツールで確かめてみると、太陽の黄経 = 225.758° 月の黄経 = 62.53° となり、不一致となる。この月と太陽の位置関係だと宿命を露わさなくなる。

 

それじゃあ、このベイビィの宿命の日時はいつなのか?太陽の黄経 = 226.005° 月の黄経 = 289.67°から逆算してみる。

計算ツール

http://koyomi.vis.ne.jp/sub/sunmoon_long.htm 右側のツールを使用する

太陽の黄経 = 226.005°⇒226° 月の黄経 = 289.67°⇒290°とすると太陽の位置が一致する日時が2014年の11月8日21時2分、月の位置は2014年は14回一致し、そのうち11月8日に一番近いのが10月30日5時44分となる。

 

つまり、2014年の10月30日から2014年の11月8日までがこの赤ん坊の誕生日週間となるわけ。

 

今の慣習の誕生日だと生まれた日の月の形と毎年の誕生日の月の形が必ずしも一致しない。満月の日に生まれた人の誕生日が毎年満月ではないのだけども、誕生日週間を導入すると、月の誕生日に月を見上げて「ああ、自分の生まれた日は満月だったんだぁ」と毎年実感することが可能になる。

 

我ながら風流(笑)

 

日本人の感性にぴったり添う誕生日週間を今年から導入しようと。

 

『隗より始めよ』と言いますからね。