まどゐ。

~ おもゐを嗣ぎ、おもゐを纏ひ、おもゐを遣る ~ 

皆既日食を経ての春分の日。。。何かが始まっています。

 

【今日のこよみ】旧暦2015年 2月 2日 先負

        丙申 日/庚辰 月/乙未 年 月相 0.7 潮 

                          春分 初候 雀始巣(すずめはじめてすくう)

          マヤ長期暦 13.0.2.5.0 マヤ365日暦  13 Cumku  マヤ260日暦 5 Ahau

 

 【今日の気象】 天気 晴れ 気温 8.0℃ 湿度 33% (大阪 6:00時点) 

 

 

今日は春分の日である。

太陽は星々の間を移動していて、その通り道を「黄道」といいます。また、地球の赤道を天にまで延長したものを「天の赤道」といいます。黄道天の赤道は、お互いが傾いているために2点で交わり、その交点のうちの一方を「春分点」、もう一方を「秋分点」と呼びます。そして、太陽が春分点秋分点の上を通過する瞬間がそれぞれ「春分」「秋分」と定義され、「春分」「秋分」を含む日のことを、それぞれ「春分日」「秋分日」と呼ぶのです。

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季節が冬から春に移り変わり、ペルシャ暦の元旦(ノウルーズ)でもある。

 

  

 

昨日は、特定の地域で日食もあった。

 

日食・スーパームーン春分の日の三重奏―欧州の一部で

2015 年 3 月 20 日 18:01 JST 更新

 

欧州の一部地域では20日、天体に関する3つの現象が重なることになる。スーパームーン皆既日食春分の日だ。

日食はめったにないが、月が地球に接近して通常よりも大きく見えるスーパームーンは年に数回見られる可能性がある。春分の日は年に一回で、北半球では春の到来を意味する。しかし、この3つの現象が同時に起こるのは極めてまれで、天文愛好家は興奮気味だ。

英国王立グリニッジ天文台では20日に、特別に調整した12台の望遠鏡を用意するという。

皆既日食は地球上のどこかでは平均18カ月に一回の割合で起こっているが、同一地点で発生するのは360~410年に一度だ。月は太陽よりも400倍小さいが、地球に400倍近いことから、地球から見るとほぼ同じ大きさに見え、皆既日食の際には太陽がほぼ全面的に月に隠れる。

皆既日食を見ることができる帯状の地域(および海域)を示す皆既帯は、長さが通常1万マイル(約1万6000キロ)あるが、幅は約100マイル(約160キロ)に過ぎない。

北極圏の一部と欧州の極北地域では20日に皆既日食を目撃できるはずだが、欧州の大半とアフリカ北部の一部地域では部分日食となる。英国の大部分では、月が太陽の85%を覆う。

米国で次に皆既日食が見られるのは2017年8月21日だ。

スーパームーンはいわゆる錯覚のようなものだ。月の軌道のために、地球から見た場合、満月の大きさが違って見える。例えば日食が通過する英国のスコットランド北方沖にあるフェロー諸島などでは、20日はスーパームーンのために日食の見え方が影響を受ける。この日は月が地球に近いことから太陽の隠れる部分が通常より若干大きくなる。

 

皆既日食スヴァールバル諸島

youtu.be

 

皆既日食フェロー諸島

youtu.be

 

spaceinfo.jaxa.jp

 

地球太陽のまわりを公転し、月は地球のまわりを公転しています。そのため太陽地球と月の位置によって、日食や月食といった現象が起きるのです。

 

月が太陽を隠す日食

 

日食とは、見かけ上、月が太陽を隠す現象です。月が太陽地球の間にきたとき、つまり新月のときに、月の影が地球に落ちて日食が起こります。しかし、新月のたびに日食が起こるわけではありません。これは、地球の公転軌道と月の公転軌道の傾きのあいだにわずかなずれがあるためです。そのため、多くの場合は月の影が地球の上や下を通り、日食が起こらないことのほうが多いのです。また、月の影は小さく、地球上のわずかな場所にしか落ちないため、日食を見ることのできる地域や時間は限られています。

日食。太陽を取りまくコロナのようすがはっきり見えます。
日食。太陽を取りまくコロナのようすがはっきり見えます。

太陽と月の位置で決まる日食のようす

太陽と月の見かけの大きさがほぼ等しいために日食は起こりますが、月と太陽の軌道上の位置の変化により、日食のようすもちがってきます。地球太陽のまわりを公転していますが、その軌道の形がわずかに楕円であるため、季節によって太陽からの距離が異なります。月も同様にして、地球からの距離が変化します。そのため、両者の見かけの大きさが変化し、日食のようすが変わってくるのです。太陽よりも月のほうが見かけの大きさが大きい場合、太陽がすべて隠される「皆既日食」となります。このときはコロナを見ることができます。逆に、月よりも太陽のほうが見かけの大きさが大きい場合は「金環日食」となります。また、月が太陽をかすめるような場合、太陽をぜんぶ隠さずに「部分日食」となります。

地球の影が月を隠す月食

月食とは、地球の影が月を隠す現象です。地球太陽と月の間にきたとき、つまり満月のときに、地球の影が月に落ちて月食が起こります。月食も日食同様、満月のたびに月食が起こるわけではありません。月食は日食と異なり、月が出ている場所であればどこででも月食を見ることができます。

 

地球の影の通り道で決まる月食のようす

月食の見え方も、月が地球の影のどの部分を通るかによってちがってきます。太陽は点光源ではなく面積をもって見えますので、月から見て太陽がまったく見えなくなる「本影」と、太陽の一部が見えている「半影」とがあります。月全体が本影に入ったときは月がすべて隠され「皆既月食」となります。しかし、月が見えなくなるわけではありません。地球には大気があるため、そこで屈折した太陽の光が月に届くためです。地球の大気中を通る際に青っぽい光は吸収されてしまうため、皆既月食中の月は赤銅色に見えます。月の一部しか本影に入らないときは、月の一部が欠ける「部分月食」に、半影にしか入らない場合は「半影月食」となります。半影月食は、月がわずかに暗くなる程度で肉眼ではほとんど見分けることができません。

星も月に隠される

日食や月食があるのと同じく、月が恒星や惑星を隠してしまう現象もあり、前者を「星食(せいしょく)」、後者を「惑星食(わくせいしょく)」といいます。このようすは、月の満ち欠けによってもさまざまですが、三日月や上弦の月のころは見えやすく、1等星などの星食の場合、望遠鏡を使えば昼間でも見ることができます。星食は、望遠鏡を使えば年に100回以上見ることが可能で、星々が月に隠れるようすは興味深いものがあります。星や惑星が月のどの部分を通るかは観察する場所によって異なり、各地で観察した様子を合わせることによって、月の縁の凹凸を詳細に調べることもできるのです。なお、天体が別の天体に隠される現象のことを、まとめて「掩蔽(えんぺい)」と呼びます。

 

 

新月・日食の翌日が春分の日という巡り合わせから考えても、宇宙を流れる時から見て地球が新しい時代に突入したようです。そして、ペルシャ暦の国は日食・新月と共に新年を迎えるという絶妙なタイミング。  

 

 

あのクルド人ペルシャ暦を使用しています。今年はペルシャ暦を使用しているイランや中央アジアの国々で色々と何かが始まる予感がします。