まどゐ。

~ おもゐを嗣ぎ、おもゐを纏ひ、おもゐを遣る ~ 

【老子道徳経 第六十八章】 平静なる者

 

【今日のこよみ】 旧暦2014年 4月 8日 大安  四緑木星

         丁丑 日/庚午 月/甲午 年 月相 6.9 

         立夏 初候 [圭/龜]始鳴(かわずはじめてなく)  

 

【今日の気象】 天気 晴れ 気温 11.5℃ 湿度 53% (大阪 6:00時点)  

 

 

善爲士者不武。善戰者不怒。善勝敵者不與。善用人者爲之下。

是謂不爭之徳、是謂用人之力、是謂配天。古之極。

 

 

【書き下し文】

 

善く士たる者は武ならず。善く戦う者は怒らず。善く敵に勝つ者は与(とも)にせず。善く人を用うる者はこれが下と為(な)る。

 

これを不争の徳と謂(い)い、これを人の力を用うと謂い、これを天に配(はい)すと謂う。古えの極(きょく)なり。

 

 

 

【私的解釈】

 

立派な侍は猛々しくない。優れた戦士は怒りを表に出すことはない。うまく敵に勝つ者は敵と争うことがない。上手く人を使う者は下手に居る。

 

こういうものを「争わない徳」といい、こういうものを「人の力を利用する」といい、こういうものを「天に添う」というのである。昔から伝わる法則である。

 

 

 

【雑感】

 

戦後の歴史を振り返ると「配慮」という一言で事実を覆い隠している問題が山ほどあることに気付く。

 

代表的な問題に、韓国による竹島 不法占拠がある。

 

事実、私が学生時代を過ごした昭和が終わろうとしている時期に「竹島」が世間の話題に上がっていたという記憶はない。

 

「小学生にも歪曲、隠蔽教育」 竹島尖閣明記で韓国政府、中国も猛反発

2014.4.4 19:33 

【ソウル=加藤達也、北京=川越一】日本の小学校の社会科教科書が島根県竹島沖縄県尖閣諸島を「日本固有の領土」と初めて明記したことに、中韓が4日、強く反発した。

 韓国外務省の趙太庸(チョテヨン)第1次官は4日、社会科教科書が竹島を「韓国が不法に占拠している」と記述したことについて、別所浩郎駐韓日本大使を呼び抗議した。

 同省報道官は声明で、韓国が問題視する記述について「小学生にも、帝国主義の侵奪の歴史を歪曲(わいきょく)、隠蔽する教育」と非難。「(日本の)未来の世代を孤立させる」と主張した。

 韓国教育省も報道官声明を発表。日本政府が「嘘の主張」に基づく教育で「侵略の歴史を正当化」していると断じた。同省は韓国の小学校から高校で「独島(竹島の韓国名)は韓国領」との教育を強化する方針を打ち出した。

 聯合ニュースは「日本国内でも憂慮の声が出ている」と伝えた。

 一方、中国外務省の洪磊報道官は定例記者会見で、尖閣諸島が日本の領土と記述されたことに、「われわれは一貫して、日本側に誠実な態度で歴史に対面し、正確な歴史観で次世代を教育するよう要求している」と抗議した。

【教科書検定】「小学生にも歪曲、隠蔽教育」 竹島・尖閣明記で韓国政府、中国も猛反発 - MSN産経ニュース

 

 

李承晩ラインというのがキーワードのようである。

李承晩ラインは、建国されたばかりの韓国が海洋資源の独占、領土拡張を目的とし、廃止が目前であったマッカーサー・ラインの代わりに独断で公海上に突如設定した排他的経済水域である。この海域内での漁業は、韓国籍漁船以外では行えず、これに違反したとされた漁船(主として日本国籍、ほか中華人民共和国国籍)は韓国側によって臨検拿捕、接収、銃撃を受けるなどした。銃撃により乗組員が殺害される事件も起こっている(第一大邦丸事件など)。

 

これに日米両国は「国際法上の慣例を無視した措置」として強く抗議した。しかし、当時はサンフランシスコ平和条約を署名はしていたものの発効3ヶ月前で主権回復ができておらず、海上自衛隊の前身組織である海上警備隊警備隊も存在していなかった。

 

日韓基本条約締結の際の日韓漁業協定の成立(1965年)により、ラインが廃止されるまでの13年間に、韓国による日本人抑留者は3929人、拿捕された船舶数は328隻、死傷者は44人を数えた[3]抑留者は6畳ほどの板の間に30人も押し込まれ、僅かな食料と30人がおけ1杯の水で1日を過ごさなければならないなどの劣悪な抑留生活を強いられた。共産主義者だとわかると抑留期間も数年間におよんだ[4]

 

このような悪辣な人権侵害について日本弁護士連合会はただちに抗議して、「凡そ、1国の領海は、3海里を限度とすることは国際法上の慣行であり、公海内に於ける魚族其他一切の資源は人類共同の福祉の為めに全世界に解放せらるべきである。然るに、韓国大統領は、これを封鎖して、平和的漁船を拿捕し、漁民を拉致し且つ刑事犯人として処罰するが如きは国際正義に悖る行為である。よって、本委員会は、正義と平和の名において、茲に韓国の反省と漁船、漁民の即時解放を求め、以って、相倚り相助け東亜の再建に貢献することを期待する。」といった内容を含む「李ライン問題に関する日本漁民拉致に対し韓国の反省を求める件(宣言)」[5]を満場一致で議決して人権擁護の抗議運動を全国で展開した。

 

 

李承晩ラインの問題を解決するにあたり、連合国による占領下にあった日本政府韓国政府の要求に応じて、日本人抑留者の返還と引き換えに、常習的犯罪者あるいは重大犯罪者として収監されていた在日韓国・朝鮮人472人を放免し、在留特別許可を与えた。一方、韓国政府は日本人抑留者の返還には同意したが、日本政府が摘発した韓国人密入国者、重大犯罪者、政治犯等の強制送還は拒絶し、日本国内に自由に解放するよう要求した[6]

李承晩ライン - Wikipedia

 

 

上の外務省のサイトではこの事実が全く触れられていないし、

日韓基本条約締結の際の日韓漁業協定の成立(1965年)により、ラインが廃止されるまでの13年間に、韓国による日本人抑留者は3929人、拿捕された船舶数は328隻、死傷者は44人を数えた[3]抑留者は6畳ほどの板の間に30人も押し込まれ、僅かな食料と30人がおけ1杯の水で1日を過ごさなければならないなどの劣悪な抑留生活を強いられた。

 

 

この事実が日本政府から語られることもない。

李承晩ラインの問題を解決するにあたり、連合国による占領下にあった日本政府韓国政府の要求に応じて、日本人抑留者の返還と引き換えに、常習的犯罪者あるいは重大犯罪者として収監されていた在日韓国・朝鮮人472人を放免し、在留特別許可を与えた。一方、韓国政府は日本人抑留者の返還には同意したが、日本政府が摘発した韓国人密入国者、重大犯罪者、政治犯等の強制送還は拒絶し、日本国内に自由に解放するよう要求した[6]

 

その他この項目に戦後の闇がこれでもかというほど網羅されている。

在日韓国・朝鮮人 - Wikipedia

 

今の嫌韓という空気は、これらの闇に光が当たったことによる必然の流れである。一般の人々に対して隠されていたことによる反動であるから、行き着くところまで行き着くしかない。

 


白洲次郎に嫉妬したソフトバンク創業者 - YouTube

 

白戸家 - Wikipedia

 

吉田首相の占領軍への朝鮮人送還嘆願書[編集]

裁判に付された朝鮮人による刑事事件
1945年8月15日 - 1948年5月
吉田首相作成[132]
年次 事件数 朝鮮人関係者数
1945(8月15日以降) 5,334 8,355
1946 15,579 22,969
1947 32,178 37,778
1948(5月末時点) 17,968 22,133
合計 71,059 91,235

1949年吉田茂首相は連合国最高司令官ダグラス・マッカーサー元帥に送還費用は日本政府が負担するとした上で「在日朝鮮人の全員送還を望む」と題する朝鮮人送還を求める嘆願書を提出している[132]。嘆願書では台湾人はあまり問題を起こしていないとして朝鮮人のみの送還を要望し、また朝鮮人の半数が不法入国者であることを明らかにした上で、以下の問題点を指摘した[132]

  1. 日本の食糧事情がひっ迫しており朝鮮人の分まで輸入するのは将来の世代への負債となり公正ではないこと。
  2. 朝鮮人の大多数は日本経済の再建に貢献していないこと。
  3. 朝鮮人は犯罪を犯す割合が高く、日本国の経済法規を破る常習犯であること。かなりの数が共産主義者とその同調者であること。投獄者が常に7,000人を越えること。

 

しかし、行き着く先まで行き着くと、ハッとするものである。こちらの憎しみが募れば、相手の憎しみも募るのであり、絶対に解決されることのないということに。

 

老子は言っている。

立派な侍は猛々しくない。優れた戦士は怒りを表に出すことはない。うまく敵に勝つ者は敵と争うことがない。上手く人を使う者は下手に居る。

 

日本人は、感情的にならず真実を正当に主張し、ただただ己の徳を磨き上げれば良いのだ。このようにして、徳が溢れる社会を構築し、徳を備えた人達には天国のような社会であるがそうでない人達にとっては地獄のような社会にしてしまえば良いのである。

 

老子の生きた時代は戦国時代とされており、この乱世を生き抜く術として成り済ましが当たり前のように行われていた。このような輩の末路を、老子第四十二章でこう言っている。

人の教うる所、我も亦(ま)たこれを教えん。 

 

強梁(きょうりょう)なる者はその死を得ず。吾れ将に以って教えの父と為さんとす。

 

【古から申し伝えられる教えを、私も申し送る。「成り済まして人を欺こうとする者は、ロクな死に方をしない」。私はこのことを戒めの根本に据える。】

 

これが人間界の不変の法則なのだ。

 

今現在において、道徳教育が学校教育で教科化されるなど、日本を取り巻く空気が本能的に老子が説く教えに添おうとしているのは、古から積み重なって来た正氣のなせる功徳に思えてならない。