「本日、亥の刻に亥の子餅を食べる」の巻。
【今日のこよみ】 旧暦2013年10月15日赤口 五黄土星
丁亥 日/癸亥 月/癸巳 年 月相 13
立冬 末候 金盞香(きんせんかさく)
【今日の気象】 天気 晴れ 気温 9.4℃ 湿度 84%
(大阪 5:00時点)
今日から七十二候は、「金盞香(きんせんかさく)」。金盞とは水仙のこと。
この白色と黄色の組み合わせがイイですね。香りも好きです。小さい頃、私の家では、トイレによく一輪挿しされていたので、トイレのイメージがありますが。。。
水仙や 白き障子の ともうつり (松尾芭蕉)
凜とした部屋の中、張り替えられた真っ白な障子を通して、やわらかな陽が差している。活けられた水仙の白と白い障子が映りあっていかにも清らかだ。
冬の和室の凜とした雰囲気。最近、味わっていないです。なつかしい。茶道を嗜むとこういう空気を身近に愛しむことが出来るんでしょうね。
茶道といえば、和菓子。「炉開き」の時に出される亥の子餅なるものがあるそう。
中国では、 旧暦亥の月(10月)の亥の日の亥の刻に7色のお餅を食べると無病息災につながるという言い伝えがあり、これが日本に伝わり定着したのが亥の子餅。亥は子をたくさん産むことから、それにあやかって多産を祈願するお菓子ともされているそう。
この亥の月の亥の日がまさに今日。これもご縁。
今日は、和菓子屋さんに走るとするか。
となれば、亥の刻って何時?という疑問が。。。。
最近、暦に親しみ、学んだことをここに備忘録として記しとこ。
古来から日本では数を表す言葉として十二支と十干を組み合わせた60を周期とする干支が用いられて来た。これを年齢に使用すると60年で一周することから、60歳を還暦とするのは、ここから来ている。
十干 甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
十二支 子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
今年は、癸巳(みずのとみ)の年。
今日は、干支でいうと癸亥(みずのとい)の月の丁亥(ひのとい)の日。来月は、最初に戻り甲子(きのえね)の月となる。ちなみに甲子園球場は甲子(きのえね)の年に建設されたことが由来。
では、亥の刻とは何時なのか?
時刻には十二支が用いられており、亥の刻は22時となる。
ふふふ、それじゃあ、本日22時に熱いお茶と一緒に亥の子餅を食べるとしますか。